【柄の豆知識】矢絣(やがすり)
こんにちは\(^o^)/
今日は、着物や浴衣によく使われている「矢絣(やがすり)」という柄についてご紹介したいと思います。
<矢絣(やがすり)とは>
矢絣は、矢羽根の模様を表した絣柄。矢羽根絣、矢筈絣、矢飛白ともいいます。矢羽根の向きが一方向を向くもの、2列毎に反対向きになる模様が多く見られます。 弓で射た矢は戻らないことから、「出戻らない」の意味をこめて、江戸時代の嫁入りの支度に矢絣のきものを持たせたといいます。戻らないこと、まっすぐに突き進むことから、縁起柄とされています。明治~大正頃には女学生の定番衣裳として、矢絣の御召とえび茶色の袴の組み合わせが流行しました。そのことから、卒業式でのスタイルに矢絣と袴が人気を博しています。
矢絣は「縁起柄」なんですね。
ゆかたむすびのアイテムにも矢絣柄の物があるんですよ。ゆかたや帯、手拭いなど、矢絣のお柄はモダンで大人っぽい印象なので、着こなしの雰囲気としてはスッキリとしたスタイルを演出してくれそうです。
<矢絣柄の商品ピックアップ>
10119069 3点セット 黒系 (単品もあります)
10129072 浴衣単品 紺・ネイビー(セットもあります)
10310764 小袋帯 茶色系 渋いですね
60040015 手ぬぐい 緑系 額縁に入れて飾ってもOK
60050025 蚊帳(かや)ふきん はんなりキュート
いかがでしたか?
浴衣や和小物は、古典柄やお花柄が多いんですよね。
そんな中に、シンプルなのに存在感がある矢絣のゆかたで夏にお出かけしてみてください。すらりとカッコいい、モダンなスタイルが注目を浴びそうです!
完